Oh!元気 ねっと
トップページOh! 元気 ねっと 地域づくり!      現地ルポイベント情報 募集コーナー

 ”四国八十八ヶ所”お遍路の旅   「高知県」 

   「弘法大師ゆかりのお寺を巡るお遍路。徳島県(阿波の国)に続く高知県(土佐の国)は「修行の道場」と位置づけられています。札所は少ないものの寺と寺の間の距離が長い距離に及ぶところもあり、まさに「修行」。精神的修行の場です。札所は24番から39番まで。お札所各寺の名をクリックしてください!

   
24最御崎寺 25津照寺 26金剛頂寺  27神峯寺 28大日寺  29国分寺  30善楽寺  31竹林寺  32禅師峰寺 33雪蹊寺
34種間寺  35清滝寺  36青龍寺  37岩本寺  38金剛福寺 39延光寺 
             

■第三十九番札所 延光寺(えんこうじ)   

          ☆土佐(高知県)の「修行の道場」を締めくくる霊場、安産・厄除け・眼病祈願で信仰集める☆

   38
番札所から50㎞余、徒歩ですと11時間もかかる長い道のり、土佐路の西南端、宿毛市にある「修行の道場」最後の霊場・延光寺。山門をくぐって境内は、整然とした落ち着いた雰囲気に包まれている。         

              山門

   寺の起りは、神亀元年(
724)に僧・行基菩薩が聖武天皇の勅命を受けて、安産、厄除けを祈願して薬師如来像を彫造、これを本尊として本坊のほか十二坊を建立したのが開創とされている。当時は、薬師如来の瑞相にちなんで亀鶴山と称し、院号は施薬院、寺名を宝光寺と呼び、また、本尊の胎内には行基菩薩が感得したという仏舎利を秘蔵したと伝えられている。

             本堂
   弘法大師がこの寺を訪ねたのは延暦年間(782805)で、桓武天皇の勅願所として再興、日光・月光菩薩像を安置して、七堂伽藍を整えた。このとき大師が錫杖で地面を突いて湧き出た霊水が、今日に伝わる「眼洗い井戸」である。この井戸は、眼病にご利益があるといわれています。

           大師堂(奥中央)                               
   
   ところで、現在の山号、寺名の由来は平安中期、延喜
11年(911)のころ、竜宮に棲んでいた赤亀が背中に銅の梵鐘を背負ってきたという。僧たちは早速これを寺に奉納して、これまでの山号、寺名を「赤亀山延光寺」に改めた。

     梵鐘を背負った大赤亀の石像

   この梵鐘は高さ
33.6㎝、口径23㎝の小鐘で、国の重要文化財に指定されている。境内には、赤い大きな亀が背中に鐘を乗せた姿の「大赤亀の石像」があり、赤亀伝説をモチーフにしたものだということです。                               
                    

◇アクセス情報
所在地    〒788-0782高知県宿毛市平田町中山390
電話      0880-66-0225

駐車場     あり・無料 
宿坊      なし

公式HP    なし






                       Copyright © 2009~ Oh! 元気 ねっと All Rights Reserved