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 ”四国八十八ヶ所”お遍路の旅   「高知県」 

   「弘法大師ゆかりのお寺を巡るお遍路。徳島県(阿波の国)に続く高知県(土佐の国)は「修行の道場」と位置づけられています。札所は少ないものの寺と寺の間の距離が長い距離に及ぶところもあり、まさに「修行」。精神的修行の場です。札所は24番から39番まで。お札所各寺の名をクリックしてください!

   
24最御崎寺 25津照寺 26金剛頂寺  27神峯寺 28大日寺  29国分寺  30善楽寺  31竹林寺  32禅師峰寺 33雪蹊寺
34種間寺  35清滝寺  36青龍寺  37岩本寺  38金剛福寺 39延光寺 
             

■第三十番札所 善楽寺(ぜんらくじ)   

            ☆明治の神仏分離令で廃止、再興後混迷の歴史、厄除けや交通安全で祈願者多数☆

   善楽寺は、高知城へは約
6㎞、JR高知駅まで約4㎞という距離に当たるこの辺り一帯は、土佐では最も古くから栄えた地方で、交通の便もよく一宮・土佐神社の隣にあります。ほかの札所とはちょっと違って、山門がなく、石柱がたっているだけですが高さ8mの「十一面観音菩薩」が迎えてくれます。

             善楽寺 
                            
   桓武天皇が在位(
781806)されていたあとの大同年間(806810)に弘法大師がこの地を訪れ、土佐国一ノ宮・総鎮守である高鴨大明神の別当寺として、善楽寺を開創され霊場と定められた。

              本堂
   以来、神仏習合の寺院として繁栄をきわめていましたが明治新政府による廃仏毀釈の難を受けて寺運は一変、昭和4年に再興されるまで苦難の日々が続きました。この間、一時は、2つの寺(札所)で納経ができるなど混迷が続き、「お遍路迷わせの札所」などの評判をもらいましたが時を経てすべてが解決し、平成611  日を以って「善楽寺」は第三十番霊場として現在にいたっています。       本堂左隣の大師堂は大正時代の建立。ここの大師像は「厄除け大師」として知られ、厄年にお参りしたり、交通安全などを祈願したりすると霊験があると伝えられています。

             大師堂
   
   また、本堂脇には仏足跡」と呼ばれる「お釈迦様の左足の足跡を印したものが安置されています。これに合掌して礼拝した手で、悪い箇所をなでるとその願いが成就するといわれています。

             仏足跡
   
   「境内にある「子安地蔵堂」があり、弘法大師作といわれるやさしいお顔の地蔵尊が祀られていて、安産や子宝祈願にご利益があるといわれる。

     


◇アクセス情報

所在地    〒781-8131 高知県高知市一宮しなね2丁目23-11
電話      088-846-4141

駐車場     あり・無料 
宿坊      なし
公式HP    http://www.zenrakuji.sakura.ne.jp/






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