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☆「お鶴さん」などと親しまれ自然がいっぱい、遍路道は阿波(徳島県)最大の難所 急斜面!☆
お遍路さんから「お鶴さん」などと親しまれている鶴林寺への道は阿波(徳島県)最大の難所、標高550mの山頂まで急斜面の参道を登り、仁王門を抜けると樹齢千年を超すようなスギや松の並木の参道が続く先に鶴林寺があります。19番の立江寺から徒歩5時間の道のり。
参道
山門
寺伝によると、延暦17年(798)、桓武天皇の勅願により、弘法大師によって開創された。大師がこの山で修行していたとき、雌雄2羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて老杉のこずえに舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守護していた。この情景を見て歓喜した大師は、近くにあった霊木で高さ90センチほどの地蔵菩薩像を彫造、その胎内に5.5センチぐらいの黄金の地蔵さんを納めて本尊とし、寺名を鶴林寺に、山号を「霊鷲山」としました。その後、阿波一帯の寺が兵火に遭遇した際、山頂の難所にあるためか難を免れている。
境内では鶴の姿
「お鶴」、「お鶴さん」などと親しまれ、山鳥が舞う大自然そのままの雰囲気、それに植物、特にシャクナゲが多く見られ、お遍路さんにリラックスを与え、次の挑戦への英気を与えています。
シャクナゲの花
寺の本尊の「地蔵菩薩像」は、国の重要文化財に指定されているほか、「三重塔」は、県の文化財に指定されているということです。また仁王門は運慶の作といわれています。
三重塔
▽アクセス情報
所在地 〒771-4303 徳島県勝浦郡勝浦町生名鷲ヶ尾14
電話 088-542-3020
駐車場 あり・有料
宿坊 なし
公式HP なし