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☆小松島市の市街地にあり、「立江の地蔵尊」として親しまれ、安産や子育ての寺として信仰集める☆
18番札所の恩山寺から徒歩で1時間10分小松島市の市街地に建つのが高野山真言宗の立江寺です。境内はそれほど広くありませんが庭園がきれいに整備され、四季折々な表情を見せてくれます。
山門
聖武天皇の勅願で、僧・行基菩薩が光明皇后の安産を祈るため、念持仏として5.5センチほどの小さな黄金の「子安の地蔵さん」を彫造した。これを「延命地蔵菩薩」と名づけて本尊にし、堂塔を建立したと伝えられる。弘仁6年(815)、弘法大師が当寺を訪れ、このご本尊を拝した。大師は、あまりに小さなご本尊なので、後世になって失われる恐れがあると、自ら一刀三礼をして新たに像高1.9メートルもある大きな延命地蔵像を彫造され、その胎内に行基菩薩が彫ったご本尊を納められた。このときに寺名を「立江寺」としました。
本堂
大師堂
その後、戦乱などで、大きな罹災を受けましたがご本尊だけは救い出されています。昭和52年に再建された本堂の格天井画(286枚)は、東京芸術大学の教授等により花鳥風月などが描かれており、観音堂の絵天井とともに昭和の日本画を代表する文化財であると高く評価されているほか、寺伝の「釈迦三尊図」は、国の重要文化財指定品である。このほか立江寺訪れた人々が関心をよせるのが多宝塔ではないでしょうか。現在の多宝塔は、大正時代(1918年)に創建されたもので、中には、「五智如来」が安置されているということです。
多宝塔
寺は「子安の地蔵尊」「立江の地蔵さん」と親しまれ、安産や子育ての寺として知られ、祈願で訪れる人が多くなっています。
▽アクセス情報
所在地 〒773-0017 徳島県小松島市立江町字若松13
電話 088-537-1019
駐車場 あり・有料
宿坊 なし
公式HP http://www.tatsueji.com/