▼見どころ:
「白い恋人パーク」は、札幌市西区にあり、お菓子のテーマパークとして知られています。春4月に入ると、太陽の光が一段と増して、雪解けも進み、暖かくなってきます。
そのころから、このテーマパークには、銘菓「白い恋人」にすっかり恋をしてしまった人たち、日本の家族連れ、中国・東南アジア系の女性やカップルなどを中心に観光客の数が増えます。自慢の庭には、新緑の6月から秋にかけてバラの花が咲き誇り観光客の目を楽しませます。
新緑の白い恋人パーク庭園
白い恋人パーク、お菓子ばかりでなく、庭園も充実していますがそれだけではありません。子どもたちを夢中にさせる施設があります。そのいくつかを紹介しましょう。
この「白い恋人鉄道」は、ミニ機関車(弁慶号)が客車に子どもたちを乗せて、レールの上を走るものです。
この鉄道が動き出すのは、毎年4月からです。
ガリバータウンは、個性のあるミニチュアの家が村を形成し、その中で子どもたちに童話の世界を体験してもらおうというものです。
子どもたちは、童話の中に出てくるような衣装に着替えたり、気に入ったミニチュアの家に入って、ままごとをしたり、絵をかいたりするなど、童話の世界の主人公のように、自分の世界(時間)を過ごすことができます。子どもたちにとって、秘密の場所です。
子どもたちの夢を膨らませるガリバータウンは毎年4月からオープンしていす。
■売店
銘菓「白い恋人」を販売している売店も、観光客が立ち寄る魅力的なお菓子の城です。お菓子の香ばしい匂いが漂う店内では、多くの品ぞろいと限定商品を取り揃えています。
売店
限定商品も豊富
特に、白い恋人パークでは、訪れた人たちに思い出づくりや結婚の記念品などとして贈ってもらおうと、「白い恋人」缶のふた面にあるハート形のスペースに「ツーショット写真」など思い出になる写真をプリントできるというアイデアを観光客に提供して喜ばれています。
ハートの中に「オリジナル写真」をプリント
■見学コース途中には”フォトスポット”も・・・
特に、白い恋人パークの内外には、思い出写真を撮ってもらおうと、訪れた観光客を楽しませてくれる動物などが登場するなど工夫を凝らしたフォトスポットがあります。こうしたところも見逃せません。
”骨董市”をバックにした人気フォトスポット
▼冬はイルミネーションの世界を楽しむ!
白い恋人パークでは、訪れる人たちに冬の魅力を届けようと、毎年11月から冬の間、「白い恋人パークイルミネーション」というイベントを開催しています。札幌を訪れる外国人旅行者に冬の夜を楽しく過ごしてもらおうと実施されています。
*「白い恋人パークイルミネーション2019-2020」は、
11月30日~2020年2月29日までの日程で開催されます。
*11月30日は、本場フィンランドからサンタさんがやってきて”イルミネーション点灯式”もあります。
パーク自慢の広い中庭のエリアは、約13万球の電球で飾られるほか、雪だるま250個や、高さ10m余の大きなツリーなどもセット、イルミネーション効果によるだれもが楽しめる幻想的な空間で彩られ、夜が楽しめます。
白い恋人パークイルミネーション
また、エリア内には、冬の思い出の写真を沢山撮ってもらおうとイルミネーションを利用した、「フォトスポット」があちらこちらに用意されています。
思い出を!「フォトスポット」
賑わう白い恋人パーク
▼「白い恋人パークのこれまで」
白い恋人パークは、1995年(平成7年)に完成した「チョコレートファクトリー」からスタートしました。その後、中世ヨーロッパ風の建物、ローズガーデン、ミニ鉄道などが整備され、夢のあるメルヘンの世界をアピールしてきました。
さらに、シンボルの「からくり時計」が建てられた2000年度からは、入場者が約17万人と増加傾向を見せ、人気の高まりとともに2017年度には入場者が約75万人を超えています。
▽所在地:札幌市西区宮の沢2条2丁目
▽お問い合わせ: ☎ 011-666-1481