■オンネトー
広い阿寒摩周国立公園内の足寄町のエリアにある神秘の湖「オンネトー」。沼の周辺にそびえる活火山・雌阿寒岳(めあかんだけ)の噴火によって川がせき止められてできたものです。
展望台から見た「オンネトー」
湖の周囲は2.5㎞、アイヌの人々のことばで「年老いた沼」または「大きな沼」と呼ばれています。湖は「オコタンペ湖(千歳市)」・「東雲湖(上士幌町)」と並んで北海道三大秘湖の一つとなっています。
空模様などで色変わり「オンネトー」
■魅力
▼魅力その1・・・「湖の色の変化」
オンネトーは太陽の日のさし方、天候による空の色の変化、紅葉の季節などによって、エメラルドグリーンやダークブルーなど、水面が色変わりすることから「五色沼」と呼ばれており、色の変化が魅力です。
見事なコバルトブルー
淡いブルーの「オンネトー」
▼魅力その2・・・「2つの山とオンネトー」
湖のバックには、活火山の雌阿寒岳(1499m)と阿寒富士(1476m)の2つの山がそびえ、展望デッキから眺めることができます。2つの山は自然の景観を一層引き立てるとともに、湖の水面の色の変化にも、紅葉の時期など大いにかかわりあっています。
雌阿寒岳(左)と阿寒富士(右)
雌阿寒岳は、山頂に1.1㎞の外輪山があり、頂上からの見晴らしもよく、登山愛好者に人気の山です。登山口は2つあり、オンネトー手前の「雌阿寒温泉」登山口と「オンネトー」のキャンプ場から上る登山口があります。
▼魅力その3・・・「ラワンぶき」
足寄町は「ラワンぶき」の産地として知られています。フキは高さが2mを超え、茎の直径が10㎝にもなるジャンボで日本一。説明を聞くまでもなく、下の写真をご覧ください!
ラワンぶき畑で人と比べてみました!
「ラワンぶき」は、「JAあしょろ」(足寄町農業協同組合)に加盟する農家の人たちによって栽培されていて、6月が”旬”です。大きい割に、食感も柔らかく、ミネラルも豊富でヘルシーで、調理がしやすいこともあり、多くの人々の人気を集めています。
「ラワンぶき」の栽培畑
■足寄町についての問い合わせ
▼足寄町商工観光振興室・・・0156-25-2141
▼NPO法人あしょろ観光協会・・・0156-25-2141
■画像の提供・取材協力
*足寄町 伊藤 徹さん
▼「ラワンぶき」の情報
*JAあしょろ(足寄町農業協同組合)・・・0156-25-2131