■せたな町
北海道の南西部、日本海に面したせたな町。北海道一の水仙の名所となっています。また南北に長く続く海岸線は、奇岩などが点在する変化に富んでいて、その時々に、様々な感動を呼び、魅力的です。
感動を呼ぶ!舞台 せたな町の海岸線
■魅力
▼北海道一の水仙の名所
町の魅力・自慢は、毎年5月に玉川公園内に いっぱいに咲く、北海道一の水仙です。
丘陵に咲く水仙(玉川公園)
公園には白色や黄色など色とりどりの30種30万株の水仙が咲き乱れます。
花弁をいっぱいに広げた水仙
この公園は、水仙の名所というだけではありません。水仙とほぼ時を同じくして咲き出す桜と一緒に咲いているところが見られることです。
水仙の群落に桜
見てください!と自慢げな水仙と桜
公園でこうした水仙と桜が同時に開花するのを見られたことで、ここを訪れた多くの人々に、来てよかったと感動与えているということです。
▼感動呼ぶ!海岸線
せたな町は海岸線に特徴があります。南北に長く続く海岸線では、数多くの奇岩が観察できます。また海水も透き通るようにキレイです!
●奇岩1「三本杉岩」
町のシンボルともなっているのが「三本杉岩」です。高さ30m、すっきり伸びた杉の木を連想させる先の鋭い3つの奇岩が仁王立ちのように立ち並びんでいます。天候の良しあしによって、様々な表情を見せてくれます。
海岸線に立つ「三本杉岩」
強風で波立つ海岸線の「三本杉岩」
天気の良い日の夜「満天の星空です!」
三本杉岩は、造形美とシルエットが自然の強力なエネルギーを感じさせ、パワースポットとして、人気があります。
●奇岩2「親子熊岩」
「親子熊岩」は、小熊が親熊に甘えているかのように見える、親子の愛がうかがわれるような感じに見えることから人気があります。地元には、この親子熊のエピソードを伝える「親子熊物語伝説」が残され、今でも語り継がれています。
「親子熊岩」
親子熊岩など、せたな町の海岸一帯は、夕日のメッカといわれていて、シーズンや時刻、天候、場所によって、ナイスショットが生まれます。人々の感動を呼びます。
夕日と「親子熊岩」
●水のきれい!な海水浴場・・・一部でバリアフリー化
海岸線沿いには、「三本杉岩」が見える海水浴場など3つの海水浴場があります。この3つの海水浴場のセールスポイントは、景色がよいばかりでなく、「水質がきれい!」なことです。トイレやシャワー施設なども完備されています。
このうち「三本杉海水浴場」は、環境省の水質検査で「特にきれいな海水浴場」として、これまでに2回選出されており、地元では「北海道一きれいな海水浴場」としてPRしています。
さらに、体の不自由な人にも水に親しんでもらおうと、「砂浜用車イス」と「水陸両用車イス」を配置し、海水浴場のオープンの期間中、海水浴場の係員に申し出ると無料で使用できるということで、バリアフリー化が進んでいます。
北海道一きれい!「三本杉海水浴場」
▼グルメ
せたな町内で、人気のあるグルメは、「岩シュー」と呼ばれるお菓子です。地元のシンボル三本杉岩にちなんで名づけられたクッキーシューで地元の菓子屋さんが開発しました。
ごつごつとしたシューの外観とたっぷり入った甘さ控えめのクリームのコンビ絶品だそうで、1時間以内に食べることとなっていて、「賞味期限は1時間」というこだわりのお菓子です。発売の曜日には、すぐ売り切れてしまうそうです。
人気のグルメ「岩シュー」
▽せたな観光協会・・・0137-84-6205
*観光協会のHPは「こちら」